



毎日、雨・雨・雨・・・・・![]()
僕はもう雨は飽きたんだ!!!
なのに、今日も雨。
窓越しからも、僕の不機嫌具合がわかるでしょ?!
散歩はおざなりだし、雨にぬれるし、ホントろくなことがない。
そこで、僕の不満は爆発した。
人間が、せめて庭だけでも自由にしてあげようと、リードを離していたことを利用して、
夜な夜な逃亡したんだ。
きっかけはロケット花火。
僕は花火の音が怖いんだ。
なのに、人間は忙しかったらしく僕を相手にしてくれなかったんだ。
雨でいらいらしていたこともあって、僕は家の裏に回ってフェンスを乗り越えたのさ。
初めは逃げようと思っただけなんだけど、
しばらくしたら一人で自由に遊べることが楽しくて、あちこち歩いたよ。
夜9時頃出発して、帰ってきたのは次の日の朝2時。人間は恐ろしく怒っていたよ。
そのときはもうこんなに怒られるのはいやだからやめようと思うんだけど、
ちょっと時間がたつと怒られたこと忘れちゃうんだよねぇ。いい性格でしょ?
次の逃亡は3日後の夜中。
まだ離れていたので、今回は堂々と門から出て行くことにした。
門の下の隙間をくぐろうとしたら、門が壊れて思いっきり倒してしまった。
人間たちはみんな熟睡している時間だったので、そのまま出かけることにした。
新聞屋さんは門が壊れて倒されている家を見て、さぞかしびっくりしただろう。
朝7時頃、のんびりと帰ってきたら、
家の前で散歩仲間のおばさんと話しているパパさんがいた。
おばさんの前ではやさしい顔だったパパさんは、
おばさんがいなくなった瞬間に僕をぶったたいた。
目から火が出る痛さというのはこのことだなと、身をもって学習した。
その日、仕事から帰ってきたパパさんは、いつもより頑丈なチェーンで僕をつないだ。
そして、「自分が犬だということを思い出し、人に迷惑をかけるな!!」といった。
そんなことを言われて、黙って引き下がる僕ではありません。
今度は飼い主たちが仕事に行っている昼間に、逃亡した。
昼間はさすがに逃亡しないだろうと油断して、
飼い主は布製のリードに僕のことをつないだので僕はリードを引きちぎった。
つながれたことにいらいらした僕は、
この間完成したばかりのラティスに噛み付き、破壊してやってから出かけた。
3時ごろ、仕事から帰ってきたママさんは、
あきれ果てながら2時間ほど近所をチャリで探したそうだ。
僕が5時ごろ帰ってくると、ちょうど家に着いたママさんと会った。
ママさんは無言で僕を玄関の中に入れ、グーパンチした。
ママさんのもけっこうきいて、僕は涙目になってしまった。
僕は悩む・・・。
どうやってまた脱走しようかと。
考えがまとまらなかったので、つながれたまま、またラティスを破壊したら怒られた。
近頃の飼い主の目は冷たい。